パネル討論 「常時接続時代の技術士事務所の情報化」

        宮田孝博氏(会員:電気・電子、情報工学)、神田晴喜氏(会員:電気・電子)、 後藤昭夫(会員:電気・電子)

平成14年1月23日 (水) 18時〜20時  電気技術開発 出席者18名

宮田氏は、先ず、英語、韓国語でも表示されている自事務所と技術コンビニのウエブ ページにアクセス紹介してから、タイプライタとオフセット印刷機で始めた装備から の変遷と経験を紹介した。
現在使用している機器構成は、フレッツISDNにLAN接続した2台のパソコンとスキャナ、 MO、外付ハードディスク等である。
また、10項目のネチケット(Netiquette)を、記した資料で紹介した。

神田氏は、ハードディスク故障の被害の大きさを報じた記事を紹介して、Windows 3.1 以来整備してきた6台のパソコンの変遷と障害の発生状況を紹介した。
次に、1/11開催の経済産業省等主催のXML/EDI (eXtensible Markup Language/Electric Data Inter-change)普及説明会の内容について紹介した。経済産業省から「電子政府は 完全な行政の改革であるとの認識で取組んでいる」との挨拶があったとのこと。 XML/EDIについては、人間介在型から自動化のウエブサービスに発展して行くとの シナリオを紹介した。

報告者は、自事務所のウエブページを紹介して、5台のパソコンの、無線接続を含む LAN/WAN(Wide Area Network)構成と通信用、主作業用等の使い分けを紹介した。 ソフトの活用及び工夫例、ハードディスク等の障害対策、ウィルス対策、活用 ウエブサイト例等を紹介した。
そして、情報化研究会の情報化として、イントラネットサービスの機能、費用を紹介し、 利用を提案した。

質疑応答では、各自が使っているものに対することで、故障のこと、通信ソフトの使い 勝手のこと、ウィルスのこと、等具体的なことが色々出された。
故障で、OS(Operating System)の立上り障害対策として、別ドライブに複数OSのインス トールが効果的との意見が参考になった。
技術士の知的作業のツールについての意見交換なので、盛上がりを期待したが、 その前に時間が来てしまった印象であった。     (後藤昭夫 記)

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